TRANSIT50号 ブルーに恋して! 美しき日本の青をめぐる旅
TRANSIT50号 ブルーに恋して! 美しき日本の青をめぐる旅
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発売日:2020/12/17
青いものに覆われたこの地球に住む私たちにとって、青は特別な色かもしれません。それは日本においても同じ。島国で海に囲まれ、かつ国土の3分の2が森林であるこの国では、人びとははるか昔から青の世界に食糧や住居など、生活の糧を見出してきました。また民衆の文化が華やいだ江戸時代には、藍染めの着物や暖簾、染付の器など、美しい青の道具が暮らしの中に溢れていました。「青春」に代表されるように、若さや未熟さを表す言葉に青の文字が用いられるのは、日本ならではかもしれません。日本における青色ってなんだろう。色とりどりの青色を探しに日本をめぐりました。
目次:
・東京空色採集
(写真=小野田陽一 詩=最果タヒ)
・ケラマンチュの青い春/慶良間
(写真=小島 脩 文=山若マサヤ)
・水色の国に暮らせば/熊本
(写真=竹之内祐幸 文=津賀真希)
・働くものが見つめる紺碧/宮城、岩手
(写真=福岡秀敏= 文=福田香波)
・蒼に宿る神/熊野古道
(写真=ニコ・ペレズ 文=菅原信子)
・明日に藍の種をまく/徳島
(写真=佐々木知子 文=池尾 優)
・前略、青の大地から/北海道
(写真=濱田英明 文=山口優希)
・NIPPONの国立公園 (三重・伊勢志摩国立公園)
(写真=阿部裕介 文=林紗代香)
・NIPPON青考
・青色百景
・青のメカニズム
・日本の「青」ができるまで
・浮世絵とジャパン・ブルー
・東山魁夷と青の世界
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